シルクと化粧品

シルクの化粧品です。

シルクは肌を美しくしてくれることは、その昔から語り継がれておりました。特に、京都には「舞妓さん、絹でつくった珠の肌」と言う古い諺があるほどです。舞妓さんは、着物の布をタオル代わりに、顏や体、首すじをマッサージして、白く透き通うるような美肌を手にしてきました。

それでは、なぜ、シルクは肌にいいのでしょうか?言うまでもなく、絹は人間の肌と同じアミノ酸からできております。人は20種類のアミノ酸から構成されております。これに対して、シルクは二つ少ない18種類のアミノ酸で作られております。しかも、同じ動物性蛋白質ですので、肌に全く違和感がありません。また、絹の原料である繭は、「蛹の命を守る」と言う使命を持って誕生しております。従って、シルクの特性が、肌を外界の刺激から守り、皮膚の機能を助ける役割をたくさん持っております。

例えば、皮膚は体を包み込んでいるだけではなく、身体を紫外線や静電気・老廃物・乾燥・湿度・ホコリ等の外観環境にさらしていると、これらの刺激によって肌は確実にダメージを受けてしまいます。また、体の一部分である以上、手入れを怠ったり、年齢を重ねると皮膚の機能は自然と衰えてきます。シルクはこれらの原因に対して有効に働きます。

具体的に説明いたしますと、絹は紫外線を吸収する機能を持っております。シルクの中でも多くの成分で占められるアラニン(27.7%)は、紫外線を吸収して肌を守ってくれます。実はこの紫外線カット機能は、シルクの欠点でもある黄ばみを逆利用したものです。この他、絹の優れた吸湿性は、肌の水分を一定の水準に保つ働きを助けてくれます。これは、絹のもつ粒子が水分を適度に抱え込むことによって皮膚の乾燥を防いでくれます。

そもそも化粧品は自己をより美しく演出することにあります。しかし、今ではこれらに加えて、肌の健康を守り、老化を防ぐことは勿論のこと、アンチエイジングが求められてきております。まだまだシルクの持つ機能は、新しい化粧品に生かせる成分がいっぱいあります。

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